「キーワード選定」についてのお悩みはありませんか？
「ブログをはじめたいが、キーワード選定のやり方が分からない」
「キーワードをどのように選ぶのか知りたい」
「ブログのアクセス数が伸びない」
めいじこんにちは、LINE×コンテンツマーケ事業で副業月収300万円を突破しためいじです！
本記事では、ブログのSEO効果を高める「キーワード選定」について解説します。
さらに、キーワード選定の手順や注意点、おすすめのツールもまとめました。
初心者でも分かりやすい内容ですので、はじめてキーワード選定を行う方はぜひお読みください。
初心者が知っておくべき「キーワード選定」の基礎知識
キーワード選定を実施する前に、初心者が知っておきたい基礎知識をまとめました。
はじめてキーワード選定を行う方は、しっかりと理解しておきましょう。
キーワード選定とは？
キーワード選定とは、自分のサイトやコンテンツを上位表示させるためのキーワードを決めることです。
選定したキーワードにそった内容のコンテンツを作成することで、狙ったキーワードでユーザーに記事を見つけてもらいやすくなります。
それによって集めたいターゲットに対して直接情報を提供できるため、商品やサービスを効果的にアピールできます。
キーワード選定とSEO対策の関係性
キーワード選定は「SEO対策」と深い関係があります。
最大限SEO対策の効果を発揮するには、正しくキーワードを設定することが大切です。
SEO対策とは？
SEO対策とは、検索エンジン（GoogleやYahoo!など）の検索結果上位に、自分のサイトやコンテンツを表示させるための施策です。
認知度の向上や集客に効果が期待できます。
特定のキーワードを設定しないと、記事を読んでもらえなくなるだけでなく、サイト自体のアクセス数が増えません。
Googleが公開している検索エンジン最適化のガイドラインによると、キーワードの適切な使用は検索ランキングに影響を与える重要な要素の一つとされています。
そのためキーワード選定は、SEO対策を実施するために必要不可欠といえるでしょう。
【初心者向け】キーワード選定が必要な3つの理由
次は、キーワード選定が必要とされる理由を解説します。
具体的には以下の3つです。
①ユーザーの満足度向上につながる
②適したキーワードでの検索上位表示が狙える
③方向性やターゲットが明確になる
初心者でも分かりやすく、それぞれの理由について解説します。
ユーザーの満足度向上につながる
キーワードを選定し絞り込むことで、ユーザーの悩みや疑問に対して有益な情報を提供でき、結果として満足度向上につながります。
検索キーワードは「ユーザーの悩み」そのものです。
ユーザーの知りたい内容を正しく把握して、コンテンツを作成することが大切です。
質の高いコンテンツを作成するためには、ユーザーのニーズを理解するところから始めましょう。
適したキーワードでの検索上位表示が狙える
キーワードを選定することで、コンテンツの内容に合ったキーワードで上位表示が狙えます。
どんなに良質なサイトやコンテンツを作っても、見てもらえなければ意味がありません。
さらに、自分が提供する情報を、必要としているユーザーに提供できなければ、期待する効果は得られないでしょう。
狙ったキーワードで上位表示されることで、アクセス数増加につながり、見込み顧客の獲得に有効です。
方向性やターゲットが明確になる
特定のキーワードを選定することで、ターゲットを明確に絞れます。
さらに、記事などのコンテンツを作成する際にも、方向性が統一されるため、サイトにまとまりがでるでしょう。
どんな記事を書こうか迷う必要がなくなるため、効率化にもつながります。
キーワード選定は、SEO戦略を練るうえで重要な指標となるでしょう。
【初心者向け】キーワード選定の種類は3つ
キーワード選定をするうえで重要な指標が「月間検索ボリューム」です。
月間検索ボリュームとは？
特定のキーワードが、検索エンジンで月に何回検索されたかを示す値です。
キーワードごとに、ユーザーからの需要の高さや、競合の高さなどが分かります。
大きく以下の3つに分けられます。
①ビックキーワード
②ミドルキーワード
③ロングテールキーワード
月間検索ボリュームが多いほど検索する人が多く需要が高いといえますが、同時に競合も増えるため、上位表示を目指すのが難しくなります。
しかし専門性が高いキーワードなどは、月間検索ボリュームが多くても、上位を狙える可能性もあります。
そのため、一概にボリューム数だけで判断できません。
あくまで、指標として参考にするようにしましょう。
ここでは、月間検索ボリュームの3つの種類に関して説明します。
ビックキーワード
ビッグキーワードとは、月間検索ボリュームが1万を超える、単一キーワードのことを指します。
ボリュームが大きいため、コンテンツのテーマに設定したり、さらにこまかくキーワードを絞る時に使用したりします。
例えば…
・マーケティング
・ブログ
・美容
多くのアクセス数が期待できるが、競合が激しく、企業や大手メディアのサイトが占めているケースが多くなります。
そのため、検索上位を狙うのは難しいことがほとんどです。
また、ターゲットの範囲が広いことも特徴です。
ミドルキーワード
ミドルキーワードとは、月間検索ボリュームが1000～1万ほどのキーワードで、2～3語を組み合わせたものを指します。
例えば…
・SNS マーケティング とは
・ブログ 稼ぐ方法
・美容皮膚科 おすすめ
ビックキーワードよりも競合は減りますが、依然ターゲット幅は大きいといえるでしょう。
キーワードによっては、上位表示が難しいケースもあります。
ロングテールキーワード
ロングテールキーワードとは、月間検索ボリューム1000以下で、2～3語以上の複合キーワードを指します。
スモールキーワードともいわれます。
例えば…
・コンテンツ マーケティング 事例
・主婦 ブログ 50代
・毛穴 黒ずみ 皮膚科
ターゲットを絞っているため、競合は大きく減りますが、同時にアクセス数も少なくなります。
個人ブログなど、ドメインパワーが低くても上位表示しやすいのが特徴です。
コンテンツの内容によっては、特定のターゲットに効果的にアピールできるでしょう。
個人ブログや初心者は、ロングテールキーワードを狙うのがおすすめです。
初心者にも分かりやすい！キーワード選定のやり方【6STEP】
次は、実際のキーワード選定のやり方を解説します。
6つのSTEPに分けると、初心者でも効果的なキーワード選定が可能です。
具体的には以下のSTEPで進めましょう。
STEP1：メインキーワードを確定する
STEP2：キーワードの候補（関連キーワード）を挙げる
STEP3：月間検索ボリュームを調べる
STEP4：競合サイトを調査する
STEP5：上位表示を狙うキーワードを絞る
STEP6：コンテンツ制作の優先順位を決める
STEP1：メインキーワードを確定する
まずは、Wenbサイトやブログ全体のテーマとなる「メインキーワード」を決めましょう。
メインキーワードを決めることで、コンテンツの方向性が定まります。
サイト構造の基本となるので必須の工程です。
【メインキーワードを決めるポイント】
・どのテーマで上位表示を狙うか
・どの記事でアクセス数を増やすか
・どのキーワードならユーザーの悩みを解決できるか
メインキーワードには、ビックキーワードやミドルキーワードがベストといわれています。
例えば、美容ブログであれば「美容」がメインキーワードになるでしょう。
しかし「美容」はボリュームが多く競合性が高いので、もう少し絞ってもよさそうです。
「美容 スキンケア」「美容 メイク」などにすると、コンテンツの方向性がガラッと変わります。
対して「マーケティング」など、単一キーワードでも方向性が定まるものは、そのままでもよいです。
メインキーワードはいくつか設定しましょう。
例えば「マーケティング」がブログ全体のテーマなら、「Webマーケティング」「SEO」「Web広告」など、いくつか関連する分類を決めておくとコンテンツに広がりが持てます。
STEP2：キーワードの候補（関連キーワード）を挙げる
メインキーワードが決まったら、次は実際に記事を作成する際に使用するキーワードをいくつか挙げます。
キーワードの候補は、ツールを使うと簡単に調べられます。
【キーワード候補を選ぶポイント】
・サジェストキーワード
・検索流入キーワード
・関連キーワード
ここでもサイトの方向性を意識しましょう。
ユーザーのニーズを把握して、どのキーワードに需要があるか、コンテンツを広げられるか、強みを活かせるかなどを検討します。
メインキーワード1つに対してそれぞれ候補を挙げるため、時間がかかる部分でもあります。
しかしこの作業によって効果が大きく左右されるので、時間をかけて十分に調査することが大切です。
STEP3：月間検索ボリュームを調べる
いくつかキーワードの候補を挙げられたら、各キーワードの月間検索ボリュームを調べましょう。
使うツールによっては、関連ワードを調べる時に一緒に確認できることもあります。
しかし、ラッコキーワードの無料版など、ツールによっては詳細なボリュームが確認できないものがあります。
その場合は、別のツールを活用しましょう。
ただし無料ツールの多くは、ボリューム検索回数が決まっているので、ある程度キーワードを絞ってからでもよいかもしれません。
まずは、キーワードプランナーでざっくりしたボリュームを把握して「ミドルキーワード」や「ロングテールキーワード」に分類してみましょう。
STEP4：競合サイトを調査する
次は、競合サイトを調査します。
候補のキーワードで実際に検索をして、上位表示されている競合サイトを調べましょう。
企業や大手メディア、官公庁などが上位を独占している場合は、個人ブログでの上位表示は難しいと考えられます。
対して、個人ブログや情報が古い記事が上位表示されている場合は、上位を狙うチャンスといえるでしょう。
しかしライバルが強いからといって、すぐに諦めてはいけません。
ブログを運用するうえで必須となる記事や、ユーザーのニーズを十分満たせる内容であれば、キーワードとして選ぶことも必要です。
その場合は上位表示を狙うのではなく、あくまでユーザーのニーズを満たすためと考えましょう。
質の高い記事に仕上げれば、上位表示される可能性もゼロではありません。
STEP5：上位表示を狙うキーワードを絞る
次は月間検索ボリューム、競合サイトの調査結果を踏まえて、実際に記事につかうキーワードを絞ります。
キーワードごとに記事を執筆することになるので、ブログの規模に合わせて数は選定しましょう。
後でキーワードを追加できるよう、選ばなかった候補キーワードもメモしておくとよいです。
【キーワードを絞るポイント】
・競合性が低く、上位表示を狙いやすい
・自分の専門性や強みを活かせる（高品質な記事が書けそう）
・ボリュームが多い
・ユーザーのニーズを満たせる
上記ポイントごとに分類しておくと、このあとの記事制作が楽になります。
STEP6：コンテンツ制作の優先順位を決める
最後に、分類分けしたキーワードの優先順位を決めます。
優先順位が高いのは、ユーザーのニーズを解決しつつ、自分の強みや専門性を活かせ、検索ボリュームも多いキーワードです。
・ユーザーニーズ
・専門性や強みを活かせる
・検索ボリュームが多い
この3つをすべて満たすキーワードから順に選びましょう。
キーワード選定で初心者が注意すべき3つのポイント
ここでは、キーワード選定の際に注意すべきポイントをご紹介します。
具体的には、以下の3つのポイントを意識しましょう。
①キーワード選定は定期的に行う
②記事の順位をこまめにチェックする
③記事内にキーワードを正しく使う
それぞれのポイントについて解説します。
キーワード選定は定期的に行う
キーワードは一度選定して終わりではなく、定期的に見直すことが大切です。
理由としては、ユーザーのニーズや市場のトレンドなどは日々変わるからです。
その変化に合わせることが、読まれる記事を作成する秘訣です。
また、選定したすべてのキーワードに対して記事を執筆し終わったら、再度次のキーワード選定が必要となります。
気になるキーワードを見つけたら、分かりやすくメモしておくとよいでしょう。
記事の順位をこまめにチェックする
執筆した記事は、定期的に順位を確認しましょう。
なかなか検索順位が上がらない場合は、記事をリライトしたりキーワードを変更したりする必要があります。
結果を分析して、問題点の改善を繰り返すことがポイントです。
記事内にキーワードを正しく使う
キーワードは、正しく記事やサイトに使用することがポイントです。
特に、記事などのコンテンツ内に使用することでSEO効果が高まります。
【キーワードを使用する優先順位】
・タイトル
・見出し内（h2）
・メタディスクリプション
・本文
1キーワード1記事で、不自然にならない程度に入れることが大切です。
キーワードの盛り込み過ぎは、コンテンツの質を下げかねないため注意しましょう。
初心者におすすめ｜キーワード選定に使えるツール4選
キーワード選定を効率よく実施するには、ツールを使うのがおすすめです。
最後に、キーワード選定におすすめのツールを4つご紹介します。
・Googleキーワードプランナー
・ラッコキーワード
・Google Search Console
・Ubersuggest
どのツールを使えばよいのか迷っている方は、参考にしてください。
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、Googleが提供する無料ツールです。
特定のキーワードを入力すると、関連キーワードを提案してくれます。
だいたいの月間検索ボリュームが表示されるため、キーワードの候補出しや分類分けに最適です。
Google広告を利用していると、ツール機能の幅が広がります。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、キーワード選定に必要な機能を幅広く使用できるツールです。
無料でも利用できますが、機能が制限されるので注意しましょう。
サジェストキーワード・周辺語・月間検索ボリュームなど、関連するキーワードを調べられます。
プレミアム機能に登録すると、競合分析も同時に可能です。
Google Search Console
Google Search Consoleは、Googleが提供する無料ツールです。
自分のサイトに流入してくるキーワードを調べられます。
他にも、サイトの表示回数やクリック数の確認など、サイトのデータ分析にも役立ちます。
Ubersuggest
Ubersuggestは、厳密にはSEO対策に優れたツールですが、キーワード選定にも役立ちます。
月間検索ボリュームもチェックが可能なので、キーワードを絞る際に使用するとよいでしょう。
無料では1日3回まで、chrome拡張機能を利用することで40回／日まで検索可能です。
SEO対策するなら「キーワード選定」が必須！
Webサイトやブログの集客や認知度アップのために「SEO対策」を実施するには、キーワード選定が必要不可欠です。
キーワード選定は、正しい方法で進めることが大切です。
さらに、ユーザーのニーズを把握しつつ、自分のサイトの強みや専門性を活かせるキーワードを選定しましょう。
ツールを活用することで、作業効率アップが目指せます。
今回ご紹介したツールを、ぜひチェックしてください。
