ブログのジャンルが決まらない！原因とジャンルを決めるオススメの方法

ブログのジャンル選びについてこのようなお悩みはありませんか？

ブログのジャンルが決まらない理由や、ジャンル選びで大切になること、ジャンル選びの注意点など、ブログのジャンル選びをするときに欠かせない情報などを網羅しています。

本記事を読むことで、ブログのジャンル選びの失敗をなくせるだけではなく、ブログ運営していく上での収益化をより最適化できます。

特に、ブログの運営が初めてでジャンル選びの重要性がよくわかっていないという方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

ブログのジャンルが決まらない原因

ブログのジャンルが決まらない大きな原因となるのが、以下の3つです。

①特化した知識・経験を持っていない
②好きなことが多すぎて絞れない
③選んだジャンルが稼げるか不安

まずは、どのようなことが原因となってブログのジャンル選びが行えていないのかをしっかりと確認しましょう。

そうすることで、後述する「ブログのジャンルを決めるときに大切なこと」の内容がより理解できるはずです。

それでは、それぞれの原因について詳しく解説していきます。

①特化した知識・経験を持っていない

ブログのジャンルが決まらない理由のひとつとして、何かに特化した知識や経験を持っていないことが挙げられます。

ブログを運営するにあたって特化したことを持っていないと、どんなジャンルを扱えばいいのかわかりませんよね。

しかし「趣味はあるけど専門知識はない」「普通のサラリーマンだし…」と何かに特化した知識・経験がなくても、ブログ運営を通じて多くの知識や経験を身に付けている方も少なくありません。

まずは、始めてみることが大切です。

②好きなことが多すぎて絞れない

ブログを運営したいけれど、趣味がたくさんありすぎてどのジャンルを選べばいいのか分からないという方もいるでしょう。

なかには「すべてのジャンルを扱った”雑記ブログ”にしたいけれど、稼ぐには”特化ブログ”がいいと聞いたことがあるし…」と考えている方も多いですよね。

そのような方は、後ほど説明する「ブログのジャンルを決めるときに大切なこと」を参考にしてジャンルを絞りましょう。

③選んだジャンルが稼げるか不安

ブログで扱いたいジャンルが決定していても、実際にブログにしたときに稼ぐことができるのかが不安で、なかなかジャンルを決定できない方も多いのではないでしょうか。

また「このジャンルを選んで読んでくれる人がいるのか」「需要はあるのかな？」と悩むこともあるでしょう。

結論、どのジャンルを選んでも必ず需要はあります。
そのため、後述するポイントを参考にジャンルで稼げるのかを見極めることがポイントです。

ブログのジャンルを決めるときに大切なこと

ブログのジャンルを決めるときに大切なことは、以下の6つです。

①アフィリエイト商品の単価
②ジャンルの将来性
③ジャンルの安定性
④競合の分析
⑤自分が興味のあるジャンル
⑥自分が悩んでいるジャンル

上記のすべての項目に当てはまっている必要はありませんが、どれもブログのジャンル選びには大切な要素です。

あなたがどのようなブログを運営していきたいのかにもよりますが、上記の6つをよく理解して重要視したいポイントを見つけてみましょう。

それでは、ひとつずつ詳しくご紹介していきます。

①アフィリエイト商品の単価

ブログのジャンルを決めるうえで、扱うアフィリエイト商品の単価は非常に大切です。

とはいえ、ただアフィリエイト商品の単価が高いかだけではなく「商品の豊富さ」や「成約のしやすさ」なども調査する必要があります。

また、アフィリエイト商品の単価はピンキリとなっており「1成約数十円」の商品もあれば「1成約数千円」の商品もあります。
さまざまな単価のアフィリエイト商品の中から、需要とのバランスをみてジャンルを決めていきましょう。

アフィリエイト商品は、一般的に「ASP（アフィリエイト・サービス・プロバイダー）に登録して探すことになりますが、商品の入れ替わりが激しいのでこまめにチェックすることがポイントです。

②ジャンルの将来性

インターネットの発展により、現在ある人気ジャンルの多くは情報が出尽くしています。

もちろん、人気ジャンルに特化した知識や経験を持っているのであれば参入しても問題ありませんが、もし特化した知識や経験がないのであれば、ジャンルの将来性を考えていわゆる「ブルーオーシャン」の中からジャンルを選ぶのがオススメです。

ジャンルの将来性を測るのに最適な情報収集は「投資情報」や「急成長の会社」をみることになります。
さらに、SNSなどで流行している商品などもブログ市場においてはブルーオーシャンである可能性も高いです。

常に情報をキャッチし続けて、最適なブルーオーシャンを見つけましょう。

③ジャンルの安定性

ジャンルの安定性も、ジャンル選びでは重要な要素です。

例えば、数年前に「タピオカ」というメインキーワードでブログを開設したブログは、タピオカが大流行していた時はアクセス数も急上昇していましたが、タピオカブームの去った現在ではタピオカの情報を求めている人はほとんどいません。

このように、トレンドに乗ったブログは非常に安定性に不安があります。

反対に「美容」や「食べもの」「恋愛」などは、トレンドに左右されることなく、半永久的に求められる情報ですよね。

このように、安定しているジャンルの情報を新たな角度から提供していくのも効果的です。

④競合の分析

ブログのジャンルを決めるときには、同じジャンルを扱っている「競合サイト」の分析が欠かせません。

ブログでアクセスを集中させるには、GoogleやYahooなどの検索エンジンで上位表示されることが必要ですが、競合サイトがしっかりとしていて自分の情報では太刀打ちできないと思うのであれば、そのジャンルは諦めることが無難です。

具体的には「クックパッド」のような短期間で大量の情報が更新されているサイトや、同一ジャンルのどのキーワードで検索しても上位表示されている企業サイトなどには、個人ブロガーでは優位に立つことは難しいとされています。

対して、狙っているキーワードで上位表示されている記事が「個人ブログの記事」や「数年前の記事」であれば十分に上位表示が狙えると判断できます。

このように、ジャンルを決定する前には必ず競合サイトの分析を行いましょう。

⑤自分が興味のあるジャンル

ブログアフィリエイトをしているブロガーの半数以上は「1年未満」でやめてしまうといわれています。
その大きな原因となっているのが、ブログ記事を執筆するのが辛い・苦しいと感じてしまうことです。

これを防ぐには、記事執筆時に情報を調べたり記事を書くことが楽しいと思えるようなジャンルを選ぶことが大切です。

「興味はないけれど稼ぎやすいジャンルだから」という理由でジャンルを決定してしまうと、必ずといっていいほど記事の執筆が進みません。

ブログで収益を得るための最低条件は「ブログを更新し続けること」ですので、興味があって長続きしそうなジャンルを選びましょう。

⑥自分が悩んでいるジャンル

ブログの本質は「誰かの悩みを解決すること」です。

そもそも、人が検索エンジンで何かを検索するときの多くは「何かに悩んでいる」状態です。

例えば「ニキビができたから治したい」「お出かけしたいけど場所が決まっていない」のように、状況に応じたさまざまな悩みがあります。

つまり、ブログのジャンルを決めるにあたって「あなたが悩んでいること」を発信することが大切なのです。

あなたの「悩み」はきっとあなただけが悩んでいるものではなく、他の誰かも同じ悩みで困っています。
そのため、あなたが実際に悩み解決できた方法は、他の人にも需要があるといえるでしょう。

ブログで大きく稼ぐためには

ここまでは、ブログで稼ぐためのアフィリエイト・アドセンスなどを重視したジャンル選びについてご紹介していきましたが、ブログで大きく稼ぐためにもっとも優れている方法は「LINEを使用したコンテンツ販売」です。

流れとしては、ブログで集客をしてLINEで教育・販売をするといった形になります。

アフィリエイト・アドセンスで稼ごうとすると、数年近くは1万円ほどの方がほとんどですが、コンテンツ販売であればすぐに効果を出すことも可能です。

ブログのジャンルを決めるときの注意点

ブログのジャンルを決めるときの注意点は、以下の3つです。

①YMYLの分野を扱わない
②特化ブログを選ぶ
③複数のカテゴリを扱う

上記の注意点をしっかりと守らないと、ブログにアクセスが一切集まらないことや、ブログで得ていた収益が急に0円になってしまう可能性があります。

注意すべきことをしっかりと理解してブログのジャンルを選びましょう。
それでは、それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

①YMYLの分野を扱わない

「YMYL（​​Your Money Your Life）」とは「お金」や「健康」など、私たちが生きる上で必要不可欠になるものを扱うジャンルのことです。

この「YMYL」のジャンルは、検索エンジンの上位表示を決定しているGoogleでも厳しく管理されており、個人ブログはもちろん、権威性の低い一般企業のサイトなどでも上位表示はされません。

例えば「医療費」というキーワードで検索してみると、上位表示されているのは国税庁や厚生労働省、全日本病院協会など、権威性の高い機関のみです。

このように、仮にYMYLについて豊富な知識や経験があったとしても、権威性が証明できなかったり上位表示されているサイトが政府機関などである場合には、そのジャンルを選ぶことは絶対にやめましょう。

具体的なYMYLのジャンルについて「Google検索品質評価ガイドライン」で定められている内容は下記の通りです。

ジャンル	内容
ニュース・時事問題	国際的なイベントやビジネス、政治、化学、技術などの重要なトピックに関するニュースページ（エンタメやスポーツ、日常のライフスタイルなどは除く）
市民の権利・政府・公共サービス・法律	投票、政府・公的機関、社会福祉、法的問題、といった市民活動を維持するうえで重要となる情報に関するページ
金融	投資、税金、退職後のライフプラン、ローン、保険などに関するアドバイスや情報を提供するページ
ショッピング	オンライン上で商品購入などができるページ
健康・安全	医療、病院、薬、緊急時の準備などの情報やアドバイスに関するページ
人のグループ	人種や宗教、年齢、国籍、性別、性的指向、性同一性などについて扱うページ
その他	フィットネスや栄養、受託情報、大学や就職の選択、仕事の探し方などの情報を取り扱うページ（上記は必ずYMYLとみなされるわけではなく、その可能性がある）

②特化ブログを選ぶ

ブログのジャンルを決めるときに「特化ブログ」か「雑記ブログ」のどちらにしようか悩んでいる方も多いと思いますが、Googleから評価されやすく結果として上位表示されやすいのは「特化ブログ」と言われています。

なぜなら、Googleは特定の分野について深い専門性のある知識を網羅しているサイトを評価する傾向にあるからです。

さらに特化ブログを運営すると、ひとつの記事を見た後に違う記事を見てくれる訪問者が多くなるので、SEO対策の観点からみても優れています。

ここで勘違いされやすいのが、特化ブログは「電子レンジ」や「サッカーシューズ」などの特定の商品を扱うブログを指すのではなく、大きなジャンルで「電化製品」や「スポーツ用品」に特化しているブログを指します。

つまり「食事」と「家計」のように、あまりにもかけ離れていないジャンルであれば特化型ブログとして運営することが可能です。

③複数のカテゴリを扱う

特化ブログを運営していると、特定の商品のみしか扱っていないブログをみることがありますが、単一商品だけを扱うことはやめましょう。

何かしらの理由で商品の人気が暴落したり、もっと優れた競合商品が登場して売り上げが上がらなくなってしまう危険性があるからです。

もちろん、単一商品だけの販売でも満足のいく売り上げがあっているのであれば継続すればいいのですが、ある日突然売り上げが0円になる危険性も視野に入れて、複数の商品やカテゴリを扱うなどして対策をしておくことがいいでしょう。

ブログのジャンルは入念に決めましょう

本記事では、ブログのジャンルが決まらない方に向けて、ジャンルの正しい決め方についてご紹介しました。

ブログで稼ぐと言えば「アフィリエイト」や「Googleアドセンス」というイメージが強いですが、実はコンテンツ販売がもっとも優れた手法です。

本記事を参考に「アフィリエイト」や「Googleアドセンス」を実践しつつ、コンテンツ販売を取り入れることで、ブログからの利益を最大化することができるでしょう。